もくじ
はじめに
絵を売るためにネットプリントを利用するとどのようなメリットがあるのかについて説明していきます。
ネットプリントを使用すると、ユーザーは全国のコンビニから自分の作品のプリントアウトして手にすることが出来ます。
何人がプリントアウトしたのかはメールで通知を受けることが出来るので、自分の作品のニーズがどのくらいあるのかを把握することが出来ます。ユーザーは数百円を支払い作品をプリントアウトするので、実際にお金を支払っても作品を手に入れたい人がどのくらいいるのかという情報を手に入れることが出来ます。
ネットプリントで収入を得ることは出来ません。作品を売る上で、どのくらいの需要があるのかを知ることで戦略を立てやすくなると考えられます。
画像データではなくプリントアウトした実際の物を手にしていただけるのも強みです。シールをスマホケースに挟んでもらったり、写真立てにイラストを飾っていただいたり、生活の中でユーザーと自分の作品の関係が身近になると考えられます。
ネットプリントとは
ネットプリントは2022年夏に導入されたネットワークプリントサービスの「シェア機能」により確立されました。
ネットプリントとは、自作のイラストの写真や、スマートフォンやパソコンで作成した画像や文書などのデータを印刷登録することでコンビニエンスストアのマルチコピー機で印刷できるサービスです。
各コンビニのコピー機で1枚数十〜百円ほどで印刷することができます。
イラストの予約番号をSNSなどで発表すると、ファンの人は全国のコンビニから、期限内ならいつでも印刷して楽しむことができます。
全国のファンの人に自分の作品を手にして頂ける。好きな作家さん絵師さんの作品をプリントアウトして手にすることができる。コンビニに出かけて料金を払って作品をプリントリントアウトする、という一連の行動が好きな作品、絵師のためにすることで、ポジティブな気持ちになれるでしょう。
コンビニ各社ごとに画質が違うので色々試してみてください。
ネットプリント使い方
イラストをネットプリントに登録して予約番号を公開すれば、番号を知る全ての人が作品を印刷できます。複数の人に簡単に作品を配布できるのです。自分の作品の画像ではなくてプリントアウトした実物を手にしてもらえるという強みがあります。
ネットワークに一度に複数ファイルを登録した場合も、1つのシェア用「ユーザー番号」を告知するだけで良いので便利です。
個人情報の入力も必要ないので、購入者の氏名等がネップリ配布者に伝わることはありません。
自分の絵を購入したいニーズを確認できる
自分の描いたイラストが印刷された枚数などが1日1回、メールで通知されるため、自分の作品がどれほどのニーズを持っているのか、何人の人が自分の絵を有料で絵を買ってくれているのか、自分の実力や作品のニーズ確認できます。
購入特典としてプレゼントに出来る
自分の作品を買ってくれた人への購入特典としてネットプリントを使うことが出来ます。自分の作品にネットプリントの予約番号を添えてあげるという方法があります。
作品の世界観を表現するためにネットプリントを利用できます。シェア機能では画像データだけでなく文章データ(PDF)もシェアできるので、絵に関する物語がある場合は文章データもシェアすることで世界観が伝わりやすくなるでしょう。
ネットプリントを利用する手順は次のとおりです。
- パソコンもしくはスマートフォンから、指定のネットワークにデータをアップロードする
- 予約番号が発行される
- 対応しているコンビニのコピー機で番号を入力して印刷
セブンイレブンは「ネットプリント」、ローソン・ファミリーマートは「ネットワークプリント」です。netprintは会員登録が必要で有効期限予約日+7日です。
「ネットワークプリント」のアプリは1種類です。会員登録なしだと保存期間は8日です。会員登録ありで保存期間は1ー30日間です。
ネットシールプリント
ネットプリントではシールを作成することも可能です。
パソコン、スーツケースなど同じ種類のものから自分の所有物を見分けるためにオリジナルシールを貼ることも可能です。
コンビニのマルチコピー機操作時に「シール紙」を選択すれば、シールプリントすることができます。
イラストやシールを写真立てに飾りインテリアとして部屋を飾ることも可能です。透明のスマホケースに挟んで飾るのもありです。硬質カードケースやキーホルダーに入れて飾るのもありです。
おわりに
自分の作品をネットプリントにアップロードして、沢山の人にプリントアウトして頂くのも楽しいですが、好きな絵師さんの作品をネットプリントで購入し、部屋に飾ったり、スマホケースに入れたりして楽しむのも良いです。
イラストを購入するユーザーとして楽しむと、自分がその作品をなぜ欲しかったのかと、作品の魅力について分析することは自分が作品を作る時にも活きてくるでしょう。匿名で購入が可能なので気になる作品があれば気軽にプリントアウトできます。
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