白い街の天使たち ― 第六話

https://youtube.com/shorts/5xb7uNhkkK4?si=-ek2mdWDYua1yEg1

「チェッ、しかたねえな。」
少年は再びブルーメタル号に乗って、
「車壊れた人〜!ぬいぐるみ修理店です!」と故障車を探しはじめた。
未加は「何なのよ」と思いながら公園の時計を見上げた。1:15分だった。
「あれ!つめがいない。つめ、どこよ!」
ふと気付くと、さっきまでビザの上で寝ていたツメがいなくなっていた。

たぶん、少年を怒鳴るときに無意識にベンチから立ち上がったせいだと、未加は思った。
私はさらに腹が立ったが、まずはつめを探すことが先だ。
「つめー!」と未加が呼ぶ。

「車壊れた人〜!ぬいぐるみ修理店です!」と自転車をフラフラこぐ少年を見て、青年が手を上げた。
「ああ、ここだよ!」
こうして15分後、青年と修理屋の少年は出会うことができた。
「よかったー!やっと着いた。」少年は自転車を降りて言った。
「おっす!たのしい顔。」コーは少年に挨拶と感想を告げた。
「やあ!かわいい顔だね、ふふ」
二人は、どうやら世界観が似ているらしい。


YouTube(動画)

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制作ノート

この物語は、作者が二十歳のころに妹さんと共作した作品をもとにしています。
妹さんの書いた詩から着想を得て、作者が物語化しました。もともと絵本化を目指して描いていたイラストをGrokでAI動画化し、Sunoで朗読を制作しています。

Suno朗読(本話で使用したプロンプト):
ethereal cinematic background, soft ambient sound, whispered female vocal, gentle storytelling tone, light magical atmosphere, calm morning air, subtle emotional warmth, clear narration, slight reverb for dreamlike effect


クレジット

原作・制作: kmskv(原作は20歳の頃、妹さんと共作)
共作: 妹さん
映像: Grok(AI動画化)
朗読: Suno(上記プロンプト使用)


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