アートオークションおすすめ10選 

はじめに

オークションというと敷居が高いと考えている人もいますが、身分を証明するものを提示できれば誰でも参加することができ、入札する必要もありません。人気のあるアーティストの作品を手に入れるのにはオークションが向いています。

アートマーケットの基本的な仕組みはプライマリー/セカンダリーに分かれます。

アート流通の基本構造として、アーティストが制作した作品を最初に取り扱うこと、一次販売という意味でプライマリーといいます。 

プライマリー作品は、ギャラリーや作家個人から直接購入することも含まれます。

セカンダリー作品とは、一度購入者の手に渡った後に二次販売される作品のことをいいます。

オークションに行くことで、セカンダリー市場の成り立ちを、身をもって知ることができます。

大手のオークションハウスはウェブ上で過去のオークション取り引きの結果や、今後開催される作品が掲載されています。落札の結果から傾向を読みとることができます。

人気のあるアーティストについてはセカンダリーのほうが作品数が出まわるため、作品が欲しい場合には、セカンダリーを購入するのが手っとり早いでしょう。

絵を安く買うサイトについてはこちら

毎日オークション

https://www.my-auction.co.jp/


自社のオークション会場を保有し、全作品の下見会を経た後、実際に会場で競りが展開されます。


出品者から提供されたすべての美術品について、専門エキスパートが作品の状態、来歴、真贋、市場実勢価格等を徹底調査した上で出品されます。


毎日オークションはオークション開催前の数日間、全作品を陳列する下見会を開催しています。

毎日オークションは年間30回以上のオークションを開催し、さらに、臨時的なスペシャルオークションを開催することもあります。


1回のオークションの出品作品は平均1200点。

絵画・版画・彫刻

年間12~15回開催される毎日オークション最大のジャンルです。

西洋装飾美術

年間4~5回開催されます。

ジュエリー&ウォッチ

年間4~5回開催されます。

新作工芸・古美術・茶道具

年間7~8回開催されます。

サザビーズ

https://www.sothebys.com/jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC

18世紀にロンドンで誕生。

サザビーズは世界最古の国際オークション会社。創業者はロンドンの実業家サミュエル・ベイカー。

当初は「書籍」をメインで扱うオークションハウス。

1970年代、アンディ・ウォーホールら存命中のアーティストの作品を初めて扱った。

セカンダリ市場にはアーティストが介入しないのが常識だったが、2008年にイギリスを代表する現代アーティスト、ダミアン・ハーストが自身の作品をサザビーズに出品した。

2018年、バンクシーの《Girl with Balloon》が落札直後に自動的に裁断され、《Love is in the Bin》と改名された。

オークション会場で制作された史上初の作品として世界中で話題となり、バンクシー作品全体の価格も一気に高騰。

SBIアートオークション

https://sbiartauction.co.jp/

オークションの出品作品を掲載したカタログを申し込むかウェブサイト上でオンラインカタログから作品を探しましょう。

オークション開催前に、 全ての作品を展示されるので直接ご下見を行いましょう。落札後のキャンセルはできません。

オンラインカタログでコンディションの詳細を確認することができます。

オークションへのご参加にあたり、 事前の登録が必要です。

オークションは競り売り方式で行われ、会場で参加、書面による委託入札、電話で参加、ウェブで同時参加の4通りの入札方法があります。

美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等のサービスを提供されています。

シンワオークション

TOP

 開催オークションの種類

  • 近代美術 / 近代日本画・近代洋画・ 外国絵画・彫刻などのオークション近代陶芸/近代陶芸 茶道具漆芸・金工などのオークション
  • 近代美術 Partll・西洋美術 戦後美術 & コンテンポラリーアート・ワイン/ 版画・日本画・洋画・陶芸・西洋ガラス工芸・西洋陶磁
  • 器・西洋家具 ワイン MANGAなどのオークション
  • その他/浮世絵・ コインなど

出品作品はオークションカタログ (冊子) か、 Webサイト内でチェックしましょう。

・オンライン事前入札・作品一覧 … オークションカタログと同様の内容を本Webサイト内にて公開

オークション開催日の3~4日前より、 すべての出品作品を展示する下見会 (プレビュー) があります。予約不要 入場無料です。参加しない場合でも自由に見学をすることがです。

はじめてオークションに参加する場合のみ、 お客様登録が必要です。

オークション当日、 オークション会場で参加する方は「会場入札」

会場に行けない方は「Shinwa Auction LIVE ライブビッディング」 「書面入札」 「オンライン事前入札」「電話入札」のいずれかを選べます。

クリスティーズ

https://www.christies.com/exhibitions/japan/

1766年、美術商ジェームズ・クリスティーズがロンドンでオークションを開催したところから歴史が始まる。

美術品の取り扱いに関してはサザビーズよりもクリスティーズのほうが早い。

1824年、ロンドンにナショナル・ギャラリーが設立される際にも、クリスティーズから多くの作品が購入された。

2022年1月現在、現存するアーティストのオークション落札価格トップ3は、全てクリスティーズに出品された作品が占めている。

2017年、レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる絵画《サルバトール・ムンディ》がクリスティーズ、現代アート部門に出品され落札価格が史上最高となる約508億円にのぼった。

クリスティーズで開催されるオークションの約半数はオンライン。

2021年11月には最大のNFTプラットフォーム「OpenSea」と共同でNFTオークション「Christie’s x OpenSea」を開催する。

artnet

「Artnet.com」は、1989年設立。米国ニューヨークに本社を置くアートネット・ワールドワイド・コーポレーション(Artnet Worldwide Corporation)が運営している世界最大の美術売買サイト。

現在この事業の主なサービスは、アートネットのオンラインオークションである。アートネット美術・デザイン価格データベース」と「アートネット装飾美術価格データベース」には、1700以上の国際オークションハウスから1985年までの1,000万件以上のオークション落札結果が収録されている。

世界中のギャラリーとコレクターをつなぐオンラインプラットフォームであるArtnet online Gallery Networkを持つ。

コレクターは、アーティスト、ムーブメント、媒体で検索し、出品者に直接連絡を取ることができる。

アートネットは、世界の主要なアートフェアの多くと提携している。

ニューアート・エストウェスト

https://www.est-ouest.co.jp

ニューアート・エストウェストは美術品・骨董品・宝飾品を扱う美術品オークション会社として日本で最も早く、1984年に創業。

オークション会社が出品者から作品を預かり、オークションを開催します。オークション終了後、落札者から作品代金を受け取り、作品を引渡し、後日、作品代金から手数料を引いた金額を出品者に振り込むまでを仲介します。

また、ご希望のお客様には委託販売(プライベート・セール)にも対応。

■ 身辺整理を考えているが、コレクションの処分に迷っている

■ 故人の遺品の価値を調べたい

■ 海外市場に挑戦したい

■ 法人所有の美術品の処分を検討したい

■ 投資としての美術品売買について相談したい

■ コレクションを定期的に入れ替えたい

■ オークションを開催してみたい

ヤフーオークション

https://auctions.yahoo.co.jp/

気になっている絵のキーワードを入力して検索することが出来ます。

隠れたお宝を自分の審美眼で見つけ出す楽しさ、

予算内でせり落とせるかどうかの緊張感を味わうことができるでしょう。

落札した商品が届くのを待ちわびる期待感や届いた絵画を飾り鑑賞して楽しむことができるでしょう。

一方では本物ぽい、『肉筆』『保証書付』『鑑定証付』という説明や、『かなり古いものなので本物かどうか不明』といった曖昧な説明もあり真贋を見極めるのは大変でしょう。

しかし、幕末の伊豆で活躍した絵師・仏師が描いた仏画を1000円で購入できることもあるようです。

CBAアートオークション

https://www.artcba.com/auc/

すべての出品作品の現物を預かり、一点一点の情報を事前に精査したうえでオークションへと出品されます。

ネット環境に特化したスタイルではあるが、毎回オークションカタログも発行されるほか、現物の下見も可能です。

電話やFAXでの入札も受け付けています。

オークションの開催期間は、約一週間を確保。はじめの5日間に出品作品の情報が公開され、2日間で入札が行われます。

CBAアートオークションは、月に一度、アート作品の価値に親しむイベントとして接することもできます。

作品出品で費用がかかるのは、落札された際の手数料のみです。

出品に際しての撮影料や掲載料などの煩わしいコストは発生しないので、気軽に参加できます。

オークション開催の5日前には出品作品の情報が公開される。会員登録を済ませれば、オークションに参加することができます。

出品依頼や問い合わせ、オークション規約や手数料の確認もWEBサイトから行えます。

出品を希望する場合は、同社サイトやメール、電話で分かる範囲の作品情報を伝えれば、親切に対応してくれるます。

Mallet Japan

https://mallet.co.jp/

コンテンポラリーアートを中心に扱うオークションハウスとして2005年に設立。国内外から作品を収集し、国際市場性のある作品を重点的に取り扱われます。

マレットジャパンオークションは、現代美術を扱う主要美術商が多く参加しています。

ピカソ、ミロ、シャガールなども出品されますが、こだわりのある美術商が多く参加しているため、ポップアートやミニマルアートの作家から日本の異色作家まてわ出品されます。
1回の出品作品数は200点ほど、年間開催数5回です。

まとめ

最初はまず、オークション会場に実際に行ってみるのをおすすめします。

身分を証明するものを提示できれば誰でも参加することができます。無理に入札する必要もありません。

プライマリー作品の価格は、セカンダリー市場の人気度に影響されます。プライマリーとセカンダリーはリンクしていてひとつのマーケットとしてとらえた方がいいでしょう。

オークションの落札額が記録として残り、プライマリー価格にも反映されるので 、アートの価格を上げる手段としてもオークションが関わっています。


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